ロートアイアン・ロートアルミ|オーダーメイド製作の技術情報 ◆ 経験を積んだ鍛冶職人の鉄鋼加工技術について ハンドメイドでは脅威の±2mmの精度 工場製品ではなく「ハンドメイド製作」経験を積んだ腕の良い鍛冶職人がハンドメイドでひとつずつ丁寧に加工しデザインを表現したりパーツを必要な形状に仕上げます。 製作工房の様子はこちらから ◇ 交差部の加工について 立体交差 それぞれを重ねた状態で溶接接続するので立体的な仕上がりになります。 加工費用 3/5 平面交差 各パーツをカット&溶接して交差部を平面的に仕上げる加工法。 加工費用 5/5 ランダム交差 巻き付くように立体的でランダム交差するデザインに仕上る加工方法。 加工費用 5/5 ◇ 先端部の加工について 先端魚尾加工魚の尾びれのように美しい流線型の線が入ったユニークな形状は使用する素材によって変わった表情を持ちます。この加工を先端にすることで独自性のある仕上がりとなり、デザインをワンランク上の仕上がりにします。 先端魚尾加工|丸棒 先端潰し加工この加工を先端にすることで立体感が感じられ独自性のある仕上がりとなり、デザインをワンランク上の仕上がりにします。魚尾加工の線が入っていないようなすっきりとした仕上がりです。 先端細り加工この加工を先端にすることで立体感が感じられ独自性のある仕上がりとなり、デザインをワンランク上の仕上がりにします。潰し加工とは違い、尖った先端になります。植物のツルの表現などに好まれます。 先端細り|丸棒 ◇ その他加工 FBダブルフレーム FBを両側から挟むように加工して立体感のある枠に ◇ 分割加工 ボルトナット エクステリアフェンスと柱の接続など取外しが可能で若干調整が可能な接続方法 柱部分割 インテリアフェンスなどでなるべく分割部分が目立たないようにする接続方法 手摺り分割 壁付け手摺りなどの長尺ものを分割して納入する場合に加工される方法 ◇ 柱関連使用素材と形状 角パイプ材 一般的な四角形状の柱で正方形、又は長方形をご用意。表面の仕上げはプレーン/ラフエッジから選択可。【一般的な柱サイズ】・門扉:60mm~120mm・フェンス:30mm~60mm 丸パイプ材 柔らかなイメージご希望の場合は丸形状の柱もご用意。表面の仕上げはプレーンのみ選択可。【一般的な柱サイズ】・門扉:60mm~120mm・フェンス:30mm~60mm FB材 軽量ならばFB柱も選択頂けます。表面の仕上げはプレーン/ラフエッジから選択可。通常8-10mm厚を使用。 柱上の装飾材 ギボシ等装飾 柱を華やかにデザインするギボシなどの装飾を多数ご用意。⇒擬宝珠等トップ装飾の種類を見る 柱の固定 横方向への固定 耳金具 壁面へ固定するための耳金具。両耳、片耳など 持出し金具 壁面との隙間を確保して固定するための金具 下方向への固定 1- 台座固定 取付台座 柱を下方向へビスやボルト固定する台座 取付台座(補強入り) 柱を下方向へビスやボルト固定する台座の補強入り 2- 埋め込み固定 柱埋込 抜け防止強度 2/5 柱埋込+回り棒 抜け防止強度 3/5 柱埋込+差込み棒 抜け防止強度 3/5 柱埋込+台座 抜け防止強度 5/5 その他柱加工 寸切通し穴 固定するためのボルトを貫通するための穴加工 ◇ 穴加工(躯体への取付用)使用するビス又はボルトなどのサイズ・形状によって穴加工いたします。(躯体への取付ビス等は設置場所に適したものをお客様でご用意ください。) 貫通穴 ワッシャーを使ったボルトやネジなどを使用する場合の穴加工。 6mm,8mm,12mm 皿穴 皿頭ネジを使用する場合、きれいに収まる穴加工。 M4:Φ4x8mm皿穴 M6:Φ6x12mm皿穴 長穴 ビスやボルト固定位置を調整することが出来る長穴加工。 ボルト用:12x20mm ビス用:6x20mm 表示の穴サイズは弊社標準です。他サイズの穴加工も可能です。 ◇ レールエンド 短いショートタイプ ショート「A」 ショート「B」 ショート「C」 ショート「D」 ショート「E」折り返し ショート「F」 長めロングタイプ ロング「A」 ◇ オリジナルデザイン #2519 階段手すり #2744 階段手すり #3705 階段手すり ◆ レーザーカット加工技術 細かいロゴデザインや文字等はCAD図面を読み込んだコンピューター制御によるレーザーカット加工で形を作ります。細かい表現は2mmが最小となります。2mm以下の細かい表現に関しては素材及び技術的に不可です。 通常厚み:表札等3㎜(5㎜迄標準価格)最小厚み:アイアン2㎜|アルミ3㎜最大厚み:アイアン20㎜|アルミ10㎜⇒重ねることで厚みを増やす事は可能です。 ◇ 加工表現の呼び方 切り出し イメージ部分を【切り出して】表現します。 切り抜き イメージ部分を【切り抜いて】表現します。 メニューアンカーレーザーカット技術: https://forgeman.works/technical/forging#laser-cutting 著者情報篠田 孝之株式会社ディオ 代表取締役社長 DIO L.L.C. CEO ロートアイアンやロートアルミをはじめとする鉄鋼のオーダーメイド製作を手掛ける『フォージマン』のデザイナーでありブランドプロデューサー。トラディショナルデザインだけではなくモダンスタイルや創造性豊かな他にはないユニークなデザインを創り出します。デザイン力だけでなく鉄の性質や技術的な知識も持ち合わせ総合的なご提案もお任せ下さい。 →もっと詳しい著者に関する情報はこちら タグ ロートアイアン ロートアルミ 鉄加工 錬鉄 鍛冶 鍛鉄