◆ロートアイアン・ロートアルミの適切なメンテナンス方法について
◆ 定期的なメンテナンスで錆びの心配なく綺麗に長持ち!
◇ 弊社商品は錆の心配も少ない『ほぼメンテナンスフリー』が特徴です!
弊社の商品は、優れた防錆性とメンテナンスの手間をほとんど必要としない利便性を兼ね備えています。錆の心配があるロートアイアンに関しては、亜鉛メッキプールでのどぼ漬け処理により、耐食性を一層強化しており、長期間にわたって錆から守られます。さらに、焼付塗装により耐久性が高まり、美しい仕上がりを実現しています。
品質にこだわり、発送前に徹底した点検を行っています。熟練のチームが細部まで注意深く確認し、錆や傷などの問題がないかを確認しています。厳格なチェックにより、最高品質の商品のみがお客様のもとにお届けされます。
錆の心配から解放され、安心してお使いいただける弊社商品をぜひご体験ください!
適切なメンテナンスで『100年以上』の経年美
フランスなど歴史のある町の建物にも使用されているアイアンフェンスや門扉。これらは建物自体も100年以上経っているモノが多くアイアンの経年美も含めて年数が経つほど建物の価値が上がります。歴史と共に使われてきて今もなお人気のアイアンは建物の価値を上げるアートの一部です。
実際に購入頂いたお客様からデータ収集してます。(塩害地域や接触による傷からの錆については除外)
防錆処理で長年錆の心配なくキレイな状態をキープ。
アルミはとても錆びにくい素材ですが、アイアンは錆を心配される方が多いのが事実です。弊社のアイアン商品は高い技術により亜鉛メッキを外側だけでなく、内側にもコーティングし、アルミ同様錆びにくい状態に仕上げておりますのでほとんど錆が出ません。⇒防錆処理についてはこちら
◇ そもそも、アイアン(鉄)などに発生する”錆(さび)”とは?
錆(さび)は英語で”rust”と表現されるもので、主に金属表面に形成される酸化物のことを指します。一般的には鉄やその合金である鋼の表面でよく見られますが、他の金属でも錆が発生することがあります。錆は酸素と水の存在下で起こる鉄の酸化反応によって形成されます。
鉄や鋼の表面が酸素と水と接触すると、鉄中の鉄イオンが酸化され酸素と結合し、酸化鉄として知られる赤褐色の化合物が生成されます。この酸化鉄が錆として目に見える形で現れます。錆は金属表面の保護層を崩し、さらなる酸化を進めるため、金属の劣化や腐食の原因となります。
錆の進行を防ぐためには、定期的なメンテナンスや適切な処理が必要です。防錆塗料やコーティング、酸化防止剤の使用、定期的な清掃や乾燥、適切な保管などが効果的な対策となります。
★錆が出る可能性が高い場所
通常使用に関しては防錆処理を施していればほとんど錆びが発生する事がはりませんが、性質上100%防ぐことは出来ません。次の場所での使用の場合は定期的なチェックとメンテナンスをおススメ致します。
塩害地域での使用
海の近くなど
外使用の可動部
門扉の丁番や落とし棒など
良く触る部分
ハンドレールなど
◇ アルミ(鋁)も錆びる??
アルミニウムは通常、表面に酸化皮膜が形成されるため錆びにくいとされますが、酸化被膜の形成、ダメージや損傷、湿気や塩分の高い環境など特定の条件下では、稀に錆びる可能性があります。それは鉄に比べるとほとんど皆無に等しく、簡単なメンテナンスにより初期段階で防ぐことが可能です。
錆について「正しく」知れば、錆は怖くありません。
◆ 適切なメンテナンス方法を知ろう。
◇ 定期的なクリーニングと洗浄ケアで”経年美”を楽しみましょう。
防錆処理がされている場合でも、アイアン(鉄)素材の場合は使用場所やパーツによって錆が発生する場合があります。そんな時でも早期発見がメンテナンスを簡単に行うことが出来ます。通常は錆は商品の表面に付着しますので簡単な方法で長年きれいに保ち、時が経つに連れてさらに味わいのある風合いになっていきます。
メンテナンスキット(付属品)
オーダーメイド商品等ロートアイアン・アルミ製品のご注文全てにこちらのキット「塗装用刷毛」「紙やすり」「補修用ペイント」が無料で付属します。ちょっとした傷や今後のメンテナンスにお使い頂けます。
初期メンテナンス(お届け直後)について
アイアン(鉄)
外使用の場合、設置後2週間~4週間経ったあたりで一度商品をチェック頂くことをオススメ致します。後程のメンテナンスが楽になります。特に雨にさらされる場所での使用の場合は注意が必要です。
アルミ
非常に錆びにくい素材です。付着した汚れが反応し錆に見えることが御座いますので設置後などは特に固く絞ったタオルで汚れを拭き取るなどして綺麗にキープできます。
錆を予防する、定期メンテナンスについて
半年に一度は天気の良い日に全体を乾拭きして汚れなど落としてください。汚れが酷い場合でも洗剤は使用せず固く絞ったタオルで行ってください。それでも取れない汚れに関しては薄く薄めた洗剤等を使用してしっかりと拭き取ってください。アイアンの場合は同時に錆等出ていないかチェック下さい。
◇ メンテナンス・クリーニング具体例
汚れがこびり付いていない場合は、ハンディーモップやラスターでホコリ等を落とす事が出来ます。
汚れがこびり付いている場合は、水か中性洗剤での吹き上げが有効的です。
◇あると便利なクリーニング用品
強力な水圧やスチームで多少のこびり付いた汚れも除去できます。**高温タイプや水圧が強すぎる場合は本体に傷が付かない様、注意””
全体的な表面のクリーニングに便利です。特にファイバー製が汚れを効果的に拭き取るのに適しており、丈夫で長持ちします。
簡単な表面のホコリの除去に便利です。アイアンやアルミ製のフェンスのメンテナンスには、一般的に合成繊維の刷毛がおススメです。
表面のクリーニングでは届かない、細かい場所のメンテナンスにとても便利です。
風で表面についたホコリなどの除去が出来ます。表面のクリーニングでは届かない、細かい場所のメンテナンスにとても便利です。
◇洗剤について
汚れがこびりついてしまった場合では、洗剤を使用してクリーニングすることで綺麗にすることが出来ます。本体を傷めないように、使用する洗剤の種類には注意が必要です。なるべく薄目に希釈して使用下さい。
スチールクリーナーやステンレスクリーナーなどを使用して汚れを落とす事が出来ます。通常強力な成分を含むことがあるため、使用する際は十分に注意下さい。
中性洗剤は多くの場合、鉄やアルミ製の表面に安全に使用できる選択肢です。中性のpHレベルは鉄を腐食させないためおススメです。一般的な家庭用中性洗剤を使用できます。
重曹と水を混ぜてペースト状にし、表面に塗布し、少なくとも15分から30分間(頑固な汚れの場合、数時間でもOK)汚れを浸透させた後、柔らかいブラシやスポンジを使用して優しくこすり洗いを行います。
◆ 錆びや傷、ダメージの修復と対処方法|セルフケア
◇ サビ取りのやり方
上側からついた錆の場合はふき取りやサビ取剤の塗布のみでも除去できる場合もございますが、そうでない場合は下記の通り錆を擦って落とす必要があります。また、錆が無くキズだけの場合は次の「◇B.塗装前の下処理」工程から作業下さい。
A-① 錆の確認
まずは柔らかい布などで拭いて錆部分を観察し、錆の場所とどのくらいの範囲に錆が出ているのかを確認します。
A-② 錆を落とす
小さなピンホール:細い鉄鋼やすりの先端やワイヤーブラシの先端で優しく錆をこすり取ります。
小さな範囲:紙やすり(180番程度)で錆を落とします。
膨れ上がった広い範囲:ワイヤーブラシ膨れた塗装を落とし、紙やすりで錆取りします。
A-③ サビ取剤
錆が腐食していたなどの場合は錆取剤を最後に塗布するとさらに◎
◇ 塗装前の下処理
B-① やすり・研磨
錆を取った部分と段差ができた場合、 180番程度の紙やすりで境目を磨き滑らかにします。
B-② 拭き取り
ラスター刷毛、柔らかい布で汚れを完全に除去します。油分がついている場合はシリコンオフを添付しふき取りましょう。
B-③ 下塗り剤
ほとんどの錆は塗装で防げますが、亜鉛系の錆止めを塗布しておくとさらに安心です。上塗り可なものか確認が必要です。
【技術推奨】
・刷毛タイプ:日新インダストリー・ジンクZ96ミニ
⇒上塗り可、刷毛付で超強力、厚塗りすぎに注意。
【技術推奨】
・スプレータイプ:アサヒペン・ジンクスプレー(グレー色)
⇒上塗り可、刷毛塗りもOK、広範囲の処理に◎
● 錆取りキット(販売品)
傷などから発生した錆処理などに便利なキットです。塗装前までの作業に必要な「錆取り剤」「下地防錆材」「錆取りワイヤーブラシ大中小」「塗装前仕上げ紙やすり」が含まれます。
◇ 仕上げ塗装のやり方
外での作業の場合は天気の良い日が数日続く日程を選びます。一般的に塗料は鉄鋼用のスプレー缶、刷毛塗り塗料(必要に応じて薄め液と併用)があります。ウレタン塗料はさらに強度がありますが乾燥に長い時間く価格が高めです。
C-① 塗装部の確認
色付けをする部分が綺麗で乾燥している状態であることを確認します。
C-② 塗装
塗装のポイントは「薄く何度も」です。
C-③ コーティング剤
艶に合わせ、スプレー缶でクリア塗装を施すと強度が高くなります。その場合は捨てぶきで周りも少しぼかすようにするなど技術を要します。ラッカー系の使用は塗装を侵す可能性があるので、数日乾燥を行った上で薄く塗装を繰り返します。
【技術推奨】
・アサヒペン・油性高耐久鉄部用スプレー
⇒価格抑え目で扱いやすい
【技術推奨】
・刷毛タイプ:アサヒペン・油性高耐久鉄部用
⇒価格抑え目で扱いやすい
【技術推奨】
・アサヒペン・高耐久ラッカースプレー/艶消クリア/クリア
【技術推奨】
・アサヒペン・2液ウレタンスプレー/艶消クリア/クリア
◆ 鉄やアルミの建材に発生する錆や傷を修復するメンテナンスサービス
お届け後2年間は持込みメンテナンスが無料(送料は別途)で受けられます。さらに4年間まではメンテナンス費半額で対応させていただきます。お客様ご自身で行われるメンテナンス方法のご相談などサポートは永久に無料でさせて頂きます。(現場出張メンテナンスサービスに関しては別途費用が必要)
また、他社で購入された商品の修復等も程度により承っておりますのでお気軽にご相談下さい。
◆ FAQ|メンテナンス
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塗装を綺麗に仕上げるポイントを教えて下さい。
塗装面の汚れ、カビ、油分をしっかり落としてください。基本的には塗料に記載の注意事項をよく読んで作業ください。
天候の良い日に行いましょう。気温5度を下回ると乾燥が著しく落ちるのが一般的です。湿度が高いと塗料の色が白っぽく変色することがあります。湿度80%を超えるときは控えることお勧めします。 -
どんな塗り方がありますか?
一般的な単色べた塗りに加えて、エイジング塗装や一部塗装があります。
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塗装は何で塗りますか?
基本は刷毛で問題ございません。塗装範囲に合わせ、平刷毛、ローラー等ご選定ください。
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雑巾で掃除すると繊維が付いたのですがどうすればいいですか?
拭いた後ラスターで繊維をはいてください。
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商品は錆びますか?
鉄製のアイアンには下地に亜鉛鍍金のコーティングが中までされて おりますので通常の状況下であればほとんど錆の心配は要りません。 一方、アルミは鉄のような赤錆が出にくい素材なので、塩害が心配 されるような海の近くなどにおススメです。
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どんな塗料を使えばいいですか?おススメのメーカーは?
アサヒペン・油性高耐久鉄部用が扱いやすく、薄い錆の上からも塗装可能で万能です。シリコン成分を付与したアクリル樹脂塗料で耐候性もあります。それ以外でしたら、高耐候の表記あるもので鉄部用の塗料(屋外の場合は屋外に対応したもの)を選定ください。大きく分けて「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「アクリル塗料」がありそれぞれ特徴があります。
◎水性塗料
水性塗料の一番の長所は、臭いがほとんどしないことですが、アルミやステンレスといった金属部分には密着しにくい性質があります。その場合は下地を180~400番のサンドペーパーで磨く、水性塗料適応のプライマーで下塗りをするといった方法もあります。ウレタン塗料 シリコン塗料 アクリル塗料 耐久性 〇 ◎ △ 匂い 〇 〇 価格 △ 〇 ◎ また乾燥するときに水分が蒸発するものが水性塗料で、有機溶剤が揮発するものを油性塗料と呼びます。
○ 水性塗料
水性塗料の一番の長所は、臭いがほとんどしないことですが、アルミやステンレスといった金属部分には密着しにくい性質があるため、塗装には向かないケースがあります。その場合は下地をサンドペーパーで磨く、油性塗料で下塗りをするといった方法もあります。
○ 油性塗料
油性塗料のメリットは耐久性の高さと仕上がりの美しさです。油性塗料に含まれる樹脂が耐久性の高い塗膜を作ります。また膜厚が均一になりやすいので、油性塗料を塗った直後はハケ跡がありますが、乾燥とともにハケ跡、ローラー跡がなくなり、デコボコのない真っ直ぐな塗膜になります。さらに、水性塗料と比べ表面張力が低いので、細部への浸透性が高いことも耐久性の向上に繋がっています。ただし油性塗料は有機溶剤としてシンナーを使用しているため、水性塗料と比べ臭いがします。
水性塗料 油性塗料 匂い 〇 X 密着性 △ ◎ 仕上り 〇 ◎ 細部への浸透性 〇 ◎ 取扱い難易度 〇 △ 室内使用 ◎ △ 屋外使用 △ ◎
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サビ取りのやり方:
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サビ取りのやり方:
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仕上げ塗装のやり方:
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クリーニング:
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