◆ エイジング塗装・アンティーク塗装について
経年劣化したようなアンティーク感ある仕上がりになるような塗装方法をエイジング加工(塗装)と言いアイアンやアルミの風合いのある塗装方法で人気があります。エイジング塗装は、人工的に製品や表面に経年劣化のような見た目を与える塗装技術です。この技術は、様々な目的で使用されます。たとえば、映画やテレビのセットデザインで使用されたり、美術品や家具の修復や再現に利用されたりすることがあります。エイジング塗装の目的は、新品の製品や表面に経年劣化のような風合いを与えることで、よりリアルな外見や歴史的価値を再現することです。
エイジング加工とは?一般的なエイジング塗装の手法を紹介
いくつかのエイジング加工の仕上がりイメージがございます。弊社エイジング加工は色などにより下記のイメージを組合せて仕上げます。
ウェザリング|風化
ウェザリングは、風や水、日光、摩擦などの自然の要素が物体に与える劣化を再現する手法です。塗装には、特殊な塗料や染料を使用し、経年劣化によって起こる変色やひび割れ、剥がれなどを再現します。
スクラッチや傷
スクラッチや傷は、経年劣化や使用によって生じる一般的な痕跡です。エイジング塗装では、特殊な技法や道具を使用して、リアルなスクラッチや傷を再現します。
パティーナ|酸化
パティーナは、金属表面の経年劣化によって生じる酸化や変色の効果を再現する手法です。特殊な酸化剤や染料を使用して、酸化鉄や銅の緑青などの特徴的な色合いを作り出します。
グリミング|汚れ
グリミングは、塵や汚れ、錆、カビなどの表面に付着する汚れを再現する手法です。塗装には、鉱物や顔料を含んだ特殊な塗料を使用し、リアルな汚れや変色を表現します。
◇ エイジング色の組合せ
錆び色仕上
40%UP
◇ エイジング具合のこだわり|*オプション
ベースの上に乗せるエイジング色の量を調整して仕上がりイメージを変えることも可能です。
◆ 自分でもできるエイジング塗装
◆ エイジング塗装の方法
エイジング塗装は、技術と経験を要するため、熟練した職人や専門家によって行われることが一般的ですが、やり方さえわかればきれいに塗装する事ができます。特に一部のみのメンテナンスなどの一部だけの補修なども違和感なく簡単に行えますので是非トライしてみてください。
塗料の量
直接塗るのではなく刷毛に取った塗料を皿などで薄く延ばします。刷毛にほとんどついてないくらいバサついているくらいが〇
塗る場所
自然に擦れたような表現をするには角や装飾の出っ張っている部分に色を多く乗せると綺麗に仕上がります。
仕上げ
より繊細で綺麗に仕上げるには最後に細かめの紙やすりを当てることで境界線がぼかされ、自然な仕上がりになります。