サビが心配な方へ

アイアンは、もう
「サビるもの」ではありません。

「鉄=いつかサビる」というイメージから、アイアン製品をためらう方は少なくありません。ですがフォージマンの製品は、防錆の亜鉛メッキと塗装による多層防錆でしっかり守られています。だからサビに大変強く、日々のお手入れはほぼ不要。その理由を、やさしく順を追ってご説明します。

1亜鉛メッキで芯から守る鉄の表面を亜鉛でコーティング。サビの原因を根本からブロックします。
2塗装で二重にガードメッキの上に塗装を重ね、水分・紫外線からもう一段しっかり保護。
3お手入れはほぼ不要特別なメンテナンスは要りません。長く美しさを保ちます。

まず、不安の正体から

「鉄はサビる」——それは、昔の鉄の話です

たしかに、なにも処理をしていない鉄(無垢の鉄)は、空気中の酸素と水分に触れることで少しずつサビていきます。門扉やフェンスのように屋外で雨風にさらされるものなら、なおさら心配になるのは自然なことです。

けれど、サビは「鉄・酸素・水分」の3つがそろって初めて進みます。裏を返せば、鉄の表面をしっかり覆って酸素と水分を届かせなければ、サビは起こりません。フォージマンの製品は、まさにここを徹底的に対策しています。

ポイント:いま私たちがつくるアイアン製品は、「サビやすい生の鉄」ではなく、防錆処理でしっかり守られた鉄です。次の章から、その守り方をご覧ください。

防錆の主役

サビから守る「亜鉛メッキ(亜鉛鍍金)」とは?

亜鉛メッキとは、鉄の表面を亜鉛(あえん)という金属で覆う処理のこと。これがサビ対策の要になります。守り方には、大きく2つの働きがあります。

🛡️

① フタをする(バリア効果)

亜鉛の層が鉄の表面をぴったり覆い、サビの原因である酸素と水分を鉄に触れさせません。壁で雨をしのぐように、サビのもとを物理的にシャットアウトします。

🤝

② 身代わりになる(犠牲防食)

もし小さな傷がついても、亜鉛が鉄の「身代わり」となって先に反応し、鉄を守ります。傷口からサビが一気に広がりにくいのは、この亜鉛メッキならではの働きです。

断面のイメージ:鉄を2つの層で守っています

塗装の層色を出し、紫外線・水分をブロック
▲ 外側(雨・紫外線に接する面)
亜鉛メッキの層バリア+身代わりでサビを防ぐ
▲ 亜鉛が鉄をしっかりガード
鉄(芯)いちばん内側でしっかり守られる

防錆グレードの目安

亜鉛メッキ(溶融亜鉛めっき)の種類と膜厚

溶融亜鉛めっきは、鋼材が厚いほどメッキ層も厚く付き、耐用年数が長くなります。用途・鉄の厚みごとの膜厚のめやすは、下表のとおりです(JIS H 8641 の区分に準拠)。

区分 対象製品・用途 鉄の厚み (t) 平均膜厚(付着量) 最小(局所)膜厚(付着量) JIS規格
① 門扉などの大型構造物橋梁、鉄塔、大型構造部材など
t ≧ 6mm(厚板)
85μm 以上610 g/m²
70μm 以上505 g/m²
HDZ 55 相当(HDZT 77 以上)
② フェンス・柵などグレーチング、ガードレール、カーテンウォール部材など
3mm ≦ t < 6mm(中厚板)
70μm 以上505 g/m²
55μm 以上395 g/m²
HDZ 50 相当(HDZT 70)
③ 鉄板・小物類薄板、小金物、ボルト・ナット、ブラケット・架台など
t < 3mm(薄板)
55μm 以上395 g/m²
45μm 以上320 g/m²
HDZ 40 相当(HDZT 56)

※ 膜厚(付着量)は鋼材の厚みによって決まる、めっきのめやすです。数値は JIS H 8641(溶融亜鉛めっき)の区分に準拠。1μm ≒ 7.2 g/m² 換算。厚い鋼材ほどメッキ層も厚く付き、防錆性能・耐用年数が高まります。

二段構えの守り

さらに、塗装を重ねて「二重ガード」

亜鉛メッキだけでも十分にサビへ強いのですが、フォージマンではその上に塗装を重ねます。これが二段目の守りです。

塗装の層は、お好みの色を美しく表現するだけでなく、水分や紫外線が内部に届くのをさらに防ぐ役割も果たします。つまり、「塗装」と「亜鉛メッキ」という性質の違う2つの層が、外側と内側からダブルで鉄を守る——これが多層防錆の考え方です。

この二重構造があるからこそ、屋外で長く使う門扉・フェンス・手すりでも、サビに大変強く、美しい仕上がりを長期間キープできます。

💡 ワンポイント:1枚のコートより、下着とコートを重ね着したほうが暖かいのと同じ。性質の違う層を重ねることで、弱点を互いに補い合い、守りが格段に強くなります。

その結果、こう変わります

サビに大変強く、ほぼメンテナンスフリー

☔

雨風に強い

多層防錆で水分と酸素をブロック。屋外で雨風にさらされても、サビが進みにくい構造です。

🧽

お手入れはほぼ不要

特別なメンテナンスは要りません。気になったときに水拭きする程度で、美しさを長く保てます。

⏳

長く美しく使える

塗装の色あせやサビを気にせず、末永く。世代を超えて使い続けられる耐久性です。

とはいえ、もっと長持ちさせるなら

かんたんなお手入れで、さらに安心

基本的にメンテナンスは不要ですが、次のことを気にかけていただくと、より長く美しさを保てます。どれも数分でできる、やさしいお手入れです。

  • 1
    ときどき、やわらかい布で水拭きホコリや砂ぼこりがたまったら、水でぬらした布でサッと拭くだけ。汚れの付着を防ぎ、表面を長持ちさせます。
  • 2
    年に一度、全体をチェック可動部(丁番など)の動きや、目立つ傷がないかを軽く確認。早めに気づけば、その分きれいに使い続けられます。
  • 3
    目立つ傷がついたら、早めにケア深い傷ができた場合は、そこだけ補修塗料でタッチアップを。気になるときはお気軽にご相談ください。
🌊 海の近く(沿岸部)にお住まいの方へ:潮風には塩分が含まれ、金属には少し厳しい環境です。水拭き・水洗いの頻度を少し増やしていただくと、より安心して長くお使いいただけます。

よくあるご質問

サビについての Q&A

本当にサビないのですか?
「絶対にサビない」と言い切れる金属はありませんが、フォージマンの製品は亜鉛メッキ+塗装の多層防錆でサビに大変強く、通常の環境であればサビを心配せずに長くお使いいただけます。万一に備えたお手入れも、水拭き程度のかんたんなものだけです。
どのくらい長持ちしますか?
設置環境やお手入れの状況によりますが、多層防錆によって長期間にわたり美しさと強度を保つように仕上げています。門扉やフェンスとして、世代を超えて使い続けていただける耐久性を目指しています。
海の近くや、湿気の多い場所でも大丈夫ですか?
はい、多層防錆によって厳しい環境にも配慮しています。ただし潮風(塩分)や多湿は金属には少し過酷な条件のため、水洗い・水拭きの頻度を少し増やしていただくと、より安心して長くお使いいただけます。設置場所が気になる場合は、事前にご相談ください。
傷がついたら、そこからサビてしまいますか?
亜鉛メッキには、傷がついても亜鉛が鉄の「身代わり」になって守る働き(犠牲防食)があるため、傷口からサビが一気に広がりにくいのが特長です。深い傷が気になる場合は、補修塗料でのタッチアップやご相談を承ります。
特別なお手入れは必要ですか?
いいえ、基本的にお手入れは不要です。汚れが気になったときにやわらかい布で水拭きする程度で十分。特別な薬品や塗り直しは、通常必要ありません。
屋外に置いたままでも問題ありませんか?
はい。門扉・フェンス・手すりなど、屋外で雨風にさらされる場所での使用を前提に防錆処理を施しています。安心して屋外にご設置ください。

サビの心配なく、思いどおりのデザインを。

フォージマンのロートアイアン製品は、サビに大変強く、ほぼメンテナンスフリー。だからこそ、素材の見た目や耐久性を気にせず、自由なデザインをお楽しみいただけます。実際の仕上がりは、デザインカタログで数多くの実例をご覧いただけます。

デザインカタログで実例を見る →