ロートアイアン・ロートアルミ製品の
施工(取付)について

門扉・フェンス・手すり・表札などのオーダーメイド品を、失敗なくきれいに取り付けるための基礎知識をまとめました。取付の流れ・下地の考え方・自分でできる範囲とプロに任せたいケースまで、はじめての方にもわかるようにご案内します。

フォージマンは製作から仕上げ・お届けまでを担当し、取付工事そのものは行っていません。取付をお願いできる職人が見つからないときは、全国の提携業者を紹介する「腕利き職人.com」をご利用いただけます。

個人施主の方へ施主支給でもOK取付業者もご紹介

まず知っておきたい、フォージマンの対応範囲

フォージマンは、ロートアイアン・ロートアルミのオーダーメイド品を設計・製作・仕上げ・梱包・発送までを自社一貫でお引き受けします。ご自宅や現場への取付(施工)は含まれません。工務店やハウスメーカーを通さず、施主様が直接ご注文いただく「施主支給」にも対応していますので、取付だけを地元の業者さんにお願いする、という進め方も可能です。

ポイント:製品と一緒に、取付に必要な基本の金具(丁番・アンカーなど、仕様により異なります)をお届けします。実際の固定作業・下地の判断・現場での微調整は、施主様または取付業者が行う前提です。取付方法にご不明点があれば、製作段階でお気軽にご相談ください。

フォージマンが行うこと

  • デザイン設計・図面のすり合わせ
  • 鍛冶職人による製作・溶接
  • 防錆(亜鉛メッキ)・塗装などの仕上げ
  • 取付用の基本金具の手配・同梱
  • 梱包・全国発送、取付方法のご相談対応

施主様・業者側で行うこと

  • 設置場所の下地・寸法の最終確認
  • 搬入・仮合わせ
  • アンカー打ち・固定などの取付工事
  • 建て込みの垂直・水平の調整
  • 取付後の周辺の補修・清掃

取付の基本的な流れ

製品が届いてから設置が完了するまでの一般的な流れです。製品や現場の状況によって手順は前後します。重量物や構造に関わる部分は、無理をせず取付業者に依頼するのが安心です。

  1. 事前準備・寸法と下地の確認

    設置場所の幅・高さ・開閉スペースを実測し、図面と照らし合わせます。固定する壁や地面が「何でできているか(コンクリート・ブロック・木下地など)」を確認しておくと、必要な固定金具やビスが選べます。

  2. 搬入・仮合わせ

    製品を設置場所へ運び、実際に当ててみて位置・向き・高さを確認します。鉛筆やマスキングテープで取付位置とビス穴の位置に印をつけます。ここで無理なく収まるかを必ずチェックします。

  3. 下穴あけ・アンカー設置

    印に合わせて下穴をあけ、下地に応じたアンカー(コンクリート用・ブロック用など)を打ち込みます。門扉の支柱など重量がかかる部分は、モルタルやコンクリートでしっかり根巻き・固定します。

  4. 本固定・垂直/水平の調整

    水平器を当てながら、垂直・水平・開閉のバランスを見て本固定します。門扉は丁番の位置調整で建て付け(傾き・当たり)を整えます。固定後にガタつきがないかを確認します。

  5. 最終チェック・仕上げ

    開閉のスムーズさ、ぐらつきの有無、塗装のキズの有無を確認します。作業でついた小キズは、付属または市販のタッチアップ塗料で早めに補修しておくと、サビの発生を防げます。

製品別・取付でおさえたいポイント

製品によって、気をつけたい点や必要な固定強度が異なります。代表的な製品ごとの注意点です。

GATE

門扉・ゲート

もっとも重量と負荷がかかる製品です。支柱の垂直と、地中でのしっかりした固定(根巻き)が仕上がりと耐久性を左右します。丁番の調整で建て付けを整えます。重量門扉は取付業者への依頼を強くおすすめします。

FENCE

フェンス・格子・パネル

複数の柱・面をまっすぐ一直線に、かつ等間隔でそろえるのがきれいに見せるコツです。基礎ブロックや下地への固定強度、風を受ける面の耐風性を意識します。長尺物は仮置きで通りを確認してから固定します。

HANDRAIL

手すり・アイアン手摺

体重や荷重が直接かかるため、下地の強度が最重要です。木下地なら間柱・下地の位置を、コンクリートなら適切なアンカーを選びます。ぐらつきは事故につながるため、確実な固定が必要です。

SIGN

表札・妻飾り・小物

比較的軽量で、施主様ご自身での取付もしやすい製品です。壁材(タイル・サイディング・塗り壁など)に合ったビス・接着方法を選びます。位置は左右の水平と高さを、貼る前にしっかり確認します。

下地別・固定方法の基礎知識

「どこに・何で留めるか」で、必要な部材と固定方法が変わります。設置場所の下地をあらかじめ確認しておくと、取付がスムーズです。判断に迷う場合は、無理をせず専門業者に相談してください。

下地の種類主な固定方法ひとことメモ
コンクリートオールアンカー/ケミカルアンカー等強度が高く、重量物にも対応しやすい下地。
コンクリートブロックブロック用アンカー+モルタル充填空洞部を避け、充填やアンカー選定に配慮。
モルタル・土間アンカー/埋め込み(根巻き)門扉支柱は地中で根巻きして固定するのが基本。
木下地・柱コーススレッド等のビス留め間柱・下地の位置を探して確実に効かせる。
サイディング・タイル壁下地位置へのビス留め/専用金具表面材だけに留めない。防水(コーキング)も意識。

用語ミニ解説:「アンカー」は、コンクリートやブロックにビスを効かせるための下穴用の金具です。「根巻き」は、門扉の支柱などの根元をモルタル・コンクリートで固めて倒れないようにする作業を指します。

自分でできる範囲と、プロに任せたいケース

DIYで対応しやすい製品もあれば、安全や仕上がりの観点からプロに任せたほうがよいものもあります。無理な取付は、ケガ・製品の破損・建て付け不良につながります。少しでも不安があれば、取付業者への依頼をおすすめします。

ご自身でも取付しやすい

  • 表札・妻飾り・ブラケットなどの軽量な装飾
  • 下地がはっきりしている壁への小物取付
  • ビス留め程度で完了するもの

プロに任せたいケース

  • 門扉・重量門など、荷重・開閉のかかる製品
  • 手すりなど、安全に関わる強度が必要なもの
  • 地面の掘削・根巻き・アンカー工事が必要な設置
  • 下地の種類や強度に不安がある場合

施工費用の目安(グループ別)

製品のグループごとの、取付にかかる施工費用(工事費)の目安です。フォージマンの商品代金・運送費は含みません。ロートアイアン・ロートアルミ製品は重厚な造りのため、設置場所の強度(壁下地の有無・ブロックの強度・基礎の状況)によって費用は大きく変わります。あくまで一般的な参考としてご覧ください。

GROUP 1

開き門扉グループ

片開き/両開き/親子開き/複数扉開き

施工費の目安約6〜15万円

柱を立てるための穴掘り(ハツリ)、独立基礎ブロックの設置、モルタル固定、吊り込み・建付け調整を含みます。重量のある鉄扉を支えるため、基礎を通常より深く・大きく取る必要があり、土間コンクリートの状況によって価格が変動します。

GROUP 2

引戸門扉グループ

立体型/フラット型/吊り型

施工費の目安約8〜20万円

床面にレールを埋め込むコンクリート工事、または壁面・柱に重量用の吊り金具を取り付ける工事が発生するため、開き門扉よりも施工費が高くなる傾向です。設置面の水平出し(レベル調整)が非常にシビアで、職人の手間がかかります。

GROUP 3

フェンスグループ

平面/斜め(階段用)/アール(曲面)全般

施工費の目安約1〜3万円/1m(1スパン)

「既存のブロック塀の上に後付けする(コア抜き工事が必要)」か、「土に独立基礎を埋め込む」かで費用が変わります(コア抜きは1穴あたり3,000〜5,000円程度の加算)。斜め(階段用)やアール(曲面)は現場での微調整が難しく、直線フェンスよりも割高になるのが一般的です。

GROUP 4

壁付・窓まわり・小物グループ

面格子/窓花台・プランター/パネル/手すり/看板

施工費の目安約2〜5万円/1箇所

外壁や内壁にアンカーボルトやコーチスクリューで固定する作業です。製品の重みや、人が寄りかかった際の荷重に耐えるため、壁の裏側に「下地(木材や軽天)」が入っていることが前提の価格です。下地補強から行う場合は大工工事費が追加になります。2階以上の窓など高所作業になる場合は、足場代が別途必要になることがあります。

GROUP 5

大型・特殊構造物グループ

螺旋階段/キャノピー・庇/アーチ・ゲート

施工費の目安約10〜30万円〜

製品が大型で非常に重いため、搬入や組み立てに複数人の職人(鳶職など)が必要になります。螺旋階段などはユニック車(小型クレーン)の手配費用(数万円程度)が加算されるケースが多く、キャノピーは外壁への強固な固定と、雨水侵入を防ぐ入念な防水(コーキング)処理が必須になります。

※必ずお読みください:上記はあくまで一般的な目安です。フォージマンのロートアイアン・ロートアルミ製品は重厚な造りのため、設置場所の強度(壁の下地の有無、ブロックの強度など)によって施工費は変動します。正確な費用は、商品図面をお渡しのうえ、ご依頼予定の外構業者・工務店へ直接お見積りをご依頼ください。金額は施工する業者・地域・現場の状況によっても異なります。

詳細なお見積りには「図面」をご用意ください

上記はあくまで概算の目安です。詳細なお見積り取付業者探しには、構造や取付け方法・寸法が分かる図面が欠かせません。図面があると、業者が正確な工事内容と費用を判断でき、見積りもスムーズになります。

必須

寸法図(構造・取付けが分かるもの)

製品の寸法・形状に加え、どこに・どのように取り付けるか(下地・固定位置)が分かる図面。正確なお見積りの前提になります。

あると良い

現場の写真

設置場所まわりの写真があると現場の状況が伝わり、お見積りの精度が上がります。

無料

フォージマンなら、図面化まで無料で進められます。

「図面がない」「どう用意すればいいか分からない」という方も、お気軽にご相談ください。ご要望をお聞きして、取付業者にお渡しできる図面までお手伝いします。

図面化について相談する

※ 前金のお預かりがない場合は、図面化は「ゆっくり対応」となります(お急ぎの場合はご相談ください)。
※ 現場採寸や施工場所の確認など現地調査(現調)が必要な場合は、別途費用を申し受けることがあります。

取付業者をお探しの方へ

取付は「腕利き職人.com」にお任せください

「製品は決まったけれど、取り付けてくれる業者が見つからない…」そんなときは、フォージマンの運営会社・株式会社ディオが手がける職人紹介サービス「腕利き職人.com」をご利用いただけます。全国の提携業者の中から、お住まいの地域で対応できる取付のプロをご紹介します。

全国対応提携業者をご紹介施主支給の取付もOK
腕利き職人.com を見る ※ サービス内容・対応エリア・費用の詳細は、リンク先の腕利き職人.comをご確認ください。

よくあるご質問

フォージマンに取付までお願いできますか?

フォージマンは製作からお届けまでを担当し、取付工事そのものは行っておりません。取付をお願いできる業者をお探しの場合は、全国の提携業者を紹介する「腕利き職人.com」をご利用いただけます。

取付に必要な金具は付属しますか?

丁番やアンカーなど、取付に必要な基本金具は仕様に応じて同梱してお届けします。下地の種類によっては、現場に合わせた固定材(アンカー・ビス等)を別途ご用意いただく場合があります。詳しくは製作段階でご案内します。

自分で取り付けることはできますか?

表札や妻飾りなどの軽量な製品は、施主様ご自身で取り付ける方も多くいらっしゃいます。一方で、門扉や手すりなど荷重・安全に関わる製品は、確実な固定が必要なため取付業者への依頼をおすすめします。

新築・リフォームの場合、取付のタイミングは?

外構工事や壁の仕上げのタイミングと関係するため、施工業者・工務店と設置時期をすり合わせておくと安心です。下地の準備が必要な製品は、着工前に取付位置・下地を共有しておくとスムーズです。

取付方法について相談できますか?

はい。製作段階で、取付位置や固定方法についてご相談いただけます。図面や設置場所の写真をお送りいただければ、注意点をご案内します。お気軽にお問合せください。

取付時にキズがついてしまったら?

作業中の小さなキズは、タッチアップ塗料で早めに補修することでサビの発生を防げます。ロートアイアンは亜鉛メッキ+塗装の多層防錆で、日常の扱いでサビに強い仕様です。詳しくは「サビ・防錆について」のページをご覧ください。

製品そのものやオーダーの内容についてのご相談は、お問合せから。おおよその費用感は無料お見積りでご確認いただけます。